ドナルド・トランプ大統領(74)がこのほどTwitterで、米人気バンド「リンキン・パーク」のヒット曲『In The End』(2002年リリース)をBGMに用いた選挙キャンペーン動画を拡散させた。のちに著作権の問題からその動画は削除されたが、楽曲を無断でキャンペーン動画に使用されたことを知ったリンキン・パークは怒りを露わにした。
米時間18日夜、ドナルド・トランプ大統領はホワイトハウスでソーシャルメディア担当のダン・スカヴィーノ氏によってツイートされたキャンペーン動画をリツイートして拡散させた。その動画にはBGMとしてリンキン・パークの楽曲『In The End』が使われていたが、Twitter社から「デジタルミレニアム著作権法」の警告を受けたことで同動画は削除されている。しかし自分らの楽曲を勝手に使用されていたことをファンから聞いたリンキン・パークは、その後公式Twitterでこのように怒りをぶつけた。
「我々リンキン・パークは、トランプ大統領を過去にも現在も支持しておらず、彼の組織に我々の音楽の使用許可も認めていません。使用停止を求めます。」
このツイートに対してトランプ擁護派やファンから様々な意見が届いたが、なかにはリード・ボーカルだった故チェスター・ベニントン(享年41)が生前に「トランプはアメリカにとってテロリズムよりも大きな脅威となる!! 僕達は自分たちの声を取り戻し、自分達の信念を表明しなければならない」とトランプ氏を批判したツイートを引用する者もいた。
なおトランプ氏がアーティストの怒りを買ったのは、