イギリスに住む35歳の女性が、自然妊娠で一卵性の三つ子を授かった。女性は第1子を体外受精で授かっており、三つ子の妊娠・出産は「まるで宝くじに当たったよう」と喜んでいる。『Mirror』『The Sun』などが伝えた。
英サリー州ウォルトン・オン・テムズ在住のリナ・サピアさん(Lina Sapia、35)が三つ子の妊娠に気付いたのは、昨年9月のことだった。リナさんと夫のファビオさん(Fabio、37)は、医師から「原因不明の不妊症」と診断されており、この妊娠を驚きとショックで迎えたのだった。
実は夫妻は3年間も子供ができず、長女のアルバちゃん(Alba、1)を体外受精で授かっている。そして今回の妊娠は、「冷凍保存していた4つの受精卵(胚)の1つを使って、もう一度体外受精をしよう」と話し合いを始めた矢先の出来事だった。
リナさんは想像もしていなかった三つ子の妊娠について、こう語っている。
「妊娠が分かったのは昨年9月のことで、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出たのです。『え! まさか』と思いました。ただ妊娠がわかる3か月前に2度目の流産をしていたので、妊娠を継続できるか不安でいっぱいでした。」
「妊娠6週の超音波検査は、『赤ちゃんが健康でありますように』とそれだけを願いながら診察を受けました。その日は看護師から『最近、気分が悪くなったりしませんでしたか?』などとたくさんの質問を受けました。私は以前の妊娠よりもお腹が大きいような気はしていましたが、『特に問題はないですよ』と答えました。それでも大きなピザを食べた後のように、常にお腹が張っている感じがあったのです。」