昨年3月、「カイリー・ジェンナーが史上最年少で“セルフメイド・ビリオネア”を達成した」と報じた経済誌『フォーブス』。このほど同誌が「カイリーはビリオネアではない」「ウソ八百を並べ立てている」と既報と異なる内容の記事を掲載し、物議を醸している。
米リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で人気のカーダシアン&ジェンナー姉妹の末っ子で、実業家として大成功を収めるカイリー・ジェンナーが、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグ氏の23歳の記録を抜き、若干21歳で史上最年少の“セルフメイド・ビリオネア”となったのは、昨年3月のことだった。
カイリーは18歳だった2015年に自身のコスメ会社「Kylie Cosmetics(カイリー・コスメティクス)」を設立し、リップスティック&リップライナーからなる29ドル(約3200円)のリップキットを販売した。用意した1万5000キットは販売から1分も経たないうちに即完売、カイリーは当時を振り返り
「ウェブサイトのページを再読み込みする前に、商品はソールドアウトになってしまったのです。」
とその人気ぶりを語っていた。その後もアイシャドウやアイライナー、ハイライターなど次々と新商品を生み出したカイリーは、リアリティ番組で培った知名度とSNSを利用した巧みなマーケティング戦略で美容業界に次々と旋風を巻き起こした。
そんなカイリーは2018年7月の時点で9億ドル(約1010億円)の純資産があると推測されていたが、