政府によるナショナル・ロックダウン中の南アフリカでは、ジョギングはおろか散歩のために外出することも禁じられている。一日中家にいなければならず、身体がなまってしまう人も多い。そんななかポルトガルのスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドが自身のインスタグラムで募集したエクササイズの挑戦に名乗りを上げた南アフリカの女性アスリートがいた。この女性アスリートは、ロナウドに大差をつけて大記録を打ち立てた。『Daily Mail Online』など複数のメディアが伝えている。
クリスティアーノ・ロナウドの挑戦とは、ナイキの「The Living Room Cup」というイベントの一つ。新型コロナウイルスによって都市が封鎖され自宅待機を余儀なくされている人達に楽しく運動してもらおうという企画だ。自身が所属しているユヴェントスの選手2名の感染が判明し、現在自主隔離中のロナウドが行ったのは、仰向けになり両脚を上げ、伸ばした両手を何回足先に触ることができるかという、見た目以上にコアマッスルを鍛えるエクササイズだ。これをロナウドは45秒間、時折笑顔を見せながら142回という記録を出し「君たちの記録を見せて」とウインクをして挑戦者を求めた。
これに挑戦したのが南アフリカの女性アスリート、キャスター・セメンヤ選手だ。800メートル走の女王と呼ばれるセメンヤ選手は黙々と驚くべき速さで腹筋を酷使し、