WHO(世界保健機関)の調査によると、開発途上国では15歳から19歳の妊娠が年間2100万人でそのうち1200万人が出産、また15歳未満の出産においては少なくとも77万7千件に上るという。このほどタイで逮捕された14歳の少女にも1歳になる息子がいた。しかし母親としての意識を持つには難しい思春期の少女にとって、育児は邪魔なものでしかなかったようだ。少女は友達といる時間を優先するために幼い我が子の命を奪ってしまった。『Mirror』『Newsflare』などが伝えている。
今月25日、タイのブンカーン県で14歳のアリサ・ウッザニー(Arisa Udsanee)が、1歳になる息子のタナパット君(Thanapat)を殺害したとして逮捕された。犯行に及んだ理由は「友達と一緒に過ごしたかったから」というあまりに身勝手なものだった。
『Newsflare』によると、アリサはタナパット君を両親の元に置いたまま3日間ほど家を留守にして、今月22日の午後に帰宅した。アリサは義父のバイクを持ち出していたうえに幼い息子の世話もせず外出していたことで、怒り心頭だった両親にひどく叱られたようだ。
そのためアリサは、タナパット君を連れて近所に住むチャリンシップ・ニュエンジットさん(Charinthip Nuengsit、21)宅を訪れ、納屋に泊めてもらうことにした。しかしアリサはまたもや、バイクで迎えに来た友人と出かけようとした。この時アリサは、チャリンシップさんにタナパット君も「一緒に連れて行く」と話していたようだ。
しかしアリサが外出して3日目の25日の朝、納屋の中を確認したチャリンシップさんは、