米出身大御所シンガーのマドンナが、現地時間22日に公開した動画が「不適切」「大間違い」と猛バッシングを浴びた。この動画のなかでマドンナは「ウイルスの前では誰もが平等」「どんなに金持ちでも、有名であっても関係ない」などと発言。しかし世間のネガティブな反応を受けたマドンナは、Instagramから同動画の削除を余儀なくされてしまった。
“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナが、新型コロナウイルス(COVID-19)について、これまでコロコロと態度を変えてきた米トランプ大統領を皮肉る動画、その名も「WEEKS OF DOWNPLAYING(軽視発言の数週間)」を公開したのは今月19日のこと。2月末の段階ではCOVID-19の存在やそれが巻き起こした事態をまだ甘く見ていたトランプ大統領は、
「あと数日で感染者はゼロに近くなる。」
「奇跡が起こるように、このウイルスは消えてなくなる。」
などと発言していた。
しかし米ジョンズ・ホプキンス大学リサーチセンターが作成した感染データによれば、米西部時間24日午後4時現在の国内症例数は53660件にのぼっており、この数字は中国、イタリアに次いで3番目だ。先月にはまだ呑気に構えていたトランプ大統領も事の深刻さに態度を一変、その後米国では多くの州で外出禁止令が発令された。
マドンナは手のひらを返したように意見を変えるトランプ大統領を動画で皮肉っていたのだが、22日に新たな動画を公開すると、