今月8日の国際女性デーにちなみ、Googleが「今年最も検索された女性」を発表した。音楽界からは米出身の歌姫テイラー・スウィフトが、女性アスリートではテニス界の女王セリーナ・ウィリアムズが、そして最も検索された喜劇女優にはアジア系米国人女優のオークワフィナ(Awkwafina)がそれぞれ選ばれた。
毎年3月8日の国際女性デーには、世界中で女性にフォーカスした様々なイベントが開催される。インターネット検索最大手のGoogleは同日、業界別に「今年最も検索された女性」を発表した。
それによれば音楽界で活躍する女性アーティストのなかで、今年最も検索されたのは米出身の歌姫テイラー・スウィフトだという。かねてから業界の男女格差を声を大にして主張してきたテイラーは先月、男性優位の社会に物申す『The Man』のMVをリリース。約4分にわたるそのビデオのほぼ全篇に男装して出演し話題を集めたばかりだった。ちなみに第2位にはセレーナ・ゴメス、第3位にはニッキー・ミナージュがランクインしている。
最も検索された女性アスリートには、テニス界の女王セリーナ・ウィリアムズが選ばれた。シングルス、ダブルス、混合ダブルスのグランドスラム合計優勝回数は39回で男女を通じ歴代3位、1968年4月のプロ選手のグランドスラム大会オープン化以降では、歴代2位という輝かしい記録を持つ。セリーナは2018年、大坂なおみ選手と対戦した「全米オープン」決勝戦にて、コートでの理性に欠けた言動がバッシングの対象に。しかし主審のくだした違反認定を「男女差別」だと声高に訴え、テニス界の格差社会に一石を投じた。
そして今年最も検索された喜劇女優には、