オコナー氏はある人物からこんな電話がかかってきたことを明かした。
「ベンからあなたへのお願いです。どうか撮影を打ち切りにしないでください。ベンはこの役を演じたいと心から願っています。」
電話の主は、当時別居中だったベンの元妻ジェニファー・ガーナーであった。オコナー氏はジェニファーから、ベンがリハビリ施設に入所したこと、その際にバスケットボールを持参していったことなどを聞かされ、彼の主役続投を懇願されたそうだ。
2005年に結婚したベンとジェニファーは1男2女に恵まれるも、ベンのアルコールやギャンブル依存、ベビーシッターとの浮気などが重なり2015年に破局。そして2018年秋、アルコール依存治療のため入所していたリハビリ施設をベンが退所したタイミングで正式に2人の離婚が成立した。夫婦としての関係が完全に終わってからもジェニファーはベンを献身的にサポートしており、ベンはそんな元妻のことを
「今でもジェニファーを愛しています。素晴らしい女性ですから。」
「この離婚は、僕の人生にとって最大の後悔です。」
とこれまでインタビューで度々述べてきた。現在は仕事に邁進する傍ら、ジェニファーをはじめバイオレットちゃん(14)、セラフィーナちゃん(11)、サミュエルくん(8)との時間を大切にしているベン、子供のサッカー試合を観戦したり、ともにホリデーを過ごしたりと、そんな何気ないひとときに感じる幸せをかみしめている。
ギャンブルやアルコール依存、浮気騒動など過去に何度も辛い思いをさせられてきたにもかかわらず、ベンを陰で懸命に支え続けてきたジェニファー・ガーナー。ベン・アフレックはおそらくこの先一生、ジェニファーに足を向けて寝ることはできないであろう。そしてそんな元妻のサポートに応えるためにも、本業でのカムバックに大きな期待がかかっているのだ。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)