米テキサス州の警察署に2月11日未明、1頭の犬が現れた。突然やってきたその犬は、カウンターに足をかけると嬉しそうに署内を覗いており、その姿がSNSに投稿されると瞬く間に拡散した。『The Dodo』『Metro』などが伝えている。
テキサス州オデッサの警察署に2月11日の午前3時半頃、1頭の珍客が現れた。正面入り口から入ってすぐのカウンター越しに顔を出したのは“チコ(Chico)”という名の1歳のジャーマン・シェパードで、警察署はちょっとした騒ぎになった。
当時勤務していたラスティ・マーティン巡査部長は、その時の様子をこう語っている。
「夜中に突然現れた訪問者が“ハッピーな犬”だったことに驚きました。みんながチコの訪問に興奮して、可愛さにホッコリしたものです。」
「チコは首輪をしていたのですが、名前が書いてあるタグは千切れてしまったようで無くなっていました。そこでマイクロチップを管理するアニマルコントロールの職員が呼ばれたのです。」
「職員が到着するまでの間、私たちはロビーでテニスボールを投げるなどしてチコをもてなしていたのですが、しばらくすると、チコはあっという間に正面玄関をすり抜けていなくなってしまいました。」
「チコはおどおどするわけでもなく、署での時間を楽しんでいたようです。」
チコはその日のうちに約1.6キロ離れた自宅にたどり着いたようだが、