クェイデン君に向けてこのようにメッセージを送った。
「クェイデン君、きみは自分で思ってるより強いんだよ。それに、何が起ころうと僕は君の友達だ。」
「なあみんな、お互いに優しくしようじゃないか。いじめは良くないんだ。」
「人生はとてもハードだ。覚えておいてくれ。周りの人たちはみんな、何らかの闘いと向き合っているんだ。優しくなろうよ。」
また米コメディアンのブラッド・ウィリアムズは、クェイデン君をディズニーランドへ連れていくためにクラウドファンディングで募金活動をスタート。これまでに46万3,587ドル(約5170万円)が集まっており、クェイデン君と同じ小人症のブラッドも、励ましのメッセージを送っている。
「これはクェイデン君だけのためじゃない。これまでにいじめを受け、君は劣ってると言われた経験のある全ての人達のためだ。」
「クェイデン君たちのためにも、世の中には良いことがいっぱいあるし、生きる価値があるってことを伝えよう。」
クェイデン君は現地時間2月22日にゴールドコーストのシーバス・スーパー・スタジアム(Cbus Super Stadium)で開催された、ナショナル・ラグビー・リーグ(NRL)の「オーストラリア・アボリジニ代表インディジナス・オールスターズ(Indigenous All Stars)」対「ニュージーランド代表マオリ・オールスターズ(Maori All Stars)」の試合に招待された。クェイデン君はアボリジニ代表チームのキャプテン、ジョエル・トンプソンと手をつないでスタジアムに入場し、観客から大きな拍手が沸き起こった。
なお母親のヤラカさんは動画で「いじめを苦に自殺する子供を増やしたくない」と伝えており、いじめの撲滅と意識を高めるためのキャンペーングループを立ち上げている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)