猫を飼っている人であれば、気まぐれな生き物であることが身に染みて分かると思うが、このほどタイである子猫が話題になっている。飼い主が顧客のために1週間かけて組み立てたブロックを一瞬にしてバラバラにした後、あどけない表情で飼い主を見つめる姿が人気を集めているのだ。『Mirror』『Bored Panda』などが伝えた。
タイ・バンコク在住のヒューマイ・フォントンさん(Phumai Phornthong)は「TURBO TOY」という玩具屋で働いている。先月の年の瀬も差し迫った頃、顧客からの依頼によりブロックでドラえもんを完成させて年明け前に納品する予定だった。
ブロックでできたドラえもんは高さ55センチ、横幅36.8センチ、奥行き29.6センチで、ヒューマイさんは2432個のブロックを組み立てて1週間かけてようやく完成させ、あとは顧客に渡すだけだった。ところがヒューマイさんの1週間という作業時間が無駄になってしまったのだ。
ブロックのドラえもんは、倒れて頭と脚の部分がバラバラになり転がっていた。“犯人”はヒューマイさんが飼っている生後3か月の子猫だったが、無残な姿のドラえもんの横にはお腹を仰向けにして悪びれもない表情でヒューマイさんを見つめていた。
ヒューマイさんのショックはかなり大きかったようだ。彼は先月27日、