俳優ドウェイン・ジョンソンの父ロッキー・ジョンソンさんが現地時間15日、75歳で死去した。ロッキーさんの死から2日後の17日には、ドウェインが自身のInstagramで追悼メッセージをしたためた。
『ワイルド・スピード』や『ベイウォッチ』、『ジュマンジ』シリーズなどで知られる俳優ドウェイン・ジョンソンの最愛の父、ロッキー・ジョンソンさん(本名ウェイド・ダグラス・ボウルズ)が現地時間15日に75歳でこの世を去った。
カナダ、ノバスコシア州出身のロッキーさんは14歳でホームレスとなり、その後16歳でプロレスの世界へ入った。のちに同じく有色人種レスラーのトニー・アトラスと出会い、「ソウル・パトロール」のリングネームでコンビを結成。人種差別と闘いながらWWF(World Wrestling Federation、現在のWWE:World Wrestling Entertainment)の世界タッグチャンピオンシップで優勝を飾り、1980年代のWWF黄金期を支えた。
1991年に引退してからは、息子ドウェイン・ジョンソンのレスラーとしての育成に励んだロッキーさん、ドウェインは父親の名を取り「ザ・ロック(The Rock)」のリングネームで目覚ましい活躍を遂げた。
ロッキーさんは若い頃から苦労の連続で、ドウェインのこともかなり厳しく育てたようだが、息子がレスラーを引退し俳優の道に進んでからも父子の絆は強く、