幼い子の育児に追われている親にとって、睡眠時間の確保には工夫がいる。このほどイギリスから、ママの髪の毛を触っていないと眠れない生後14か月の息子に長い髪のマネキン人形を与えた母親のニュースが届いた。母親はこれで睡眠時間がとれるようになったが、少々問題が出てきてしまったようだ。『New York Post』『Mirror』などが伝えている。
英タインアンドウィア州サンダーランドに住むイラーニ・クラークさん(Ilarni Clark、22)には、ハリー君(Harry)という目に入れても痛くないほどの可愛い息子がいる。
そのハリー君が生後14か月の頃、イラーニさんの髪の毛を触っていないと落ち着くことができなくなってしまい、就寝時にベッドに入った時もイラーニさんはそばにいて髪の毛を触らせていた。ハリー君にいつも髪の毛を引っ張られていたイラーニさんは時々、頭痛がするほどだったという。そこで夫のカラム・マッケイさん(Callum Mackay、21)にハリー君を寝かしつけるように頼んだが、彼の髪は短すぎてハリー君はいつまでたっても眠らなかったそうだ。
そこでイラーニさんが編み出した案が、自分と似たような色と長さの髪を持つ人形を与えることだった。イラーニさんはSNSで人間に近い髪を持つ人形を探していることを訴え、運よく美容師の見習いをしている人からマネキンの頭を譲ってもらうことができた。
マネキンは“ババ”と名前が付けられ、ハリー君に与えてみたところすぐにババを気に入り、就寝時はもちろんのことどこへ行くにもババを持ち歩くようになった。イラーニさんはババを愛するハリー君の様子ついて、