海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】パイロットに成りすまし15回以上も無料で飛行機に搭乗していた男を逮捕(印)

彼が実在するパイロットかどうか確認のためにルフトハンザドイツ航空の事務所に連絡した。そこで同航空会社から現場にスタッフを派遣させ、ラジャンの素性を確認することになったのだが、彼は自分が偽パイロットだということを認め、身柄はそのまま空港警察に引き渡された。

その後の自供で、ラジャンは過去6か月間に15回以上もパイロットに扮して無料で飛行機に搭乗し、デリーとコルカタを行き来していたことが分かった。しかも他の搭乗客とは別の優先通路を通って搭乗し、時には無料でシートのグレードアップなどの優遇を受けていたようだ。それだけではなく、ラジャンはSNSでこれらの待遇を自慢していたとのことだ。

『The Sun』では今回のラジャンの犯行について、映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の主人公で詐欺師のフランクを模倣しているようだと伝えている。

ちなみに同様の手口を使った事件は何件か報告があり、2012年にも32歳の男がルフトハンザドイツ航空のパイロットに扮し同様の詐欺を試みようとし、2013年にはUSエアウェイズのパイロットに扮した61歳のフランス人の男がいた。また2017年には、アメリカでパイロットに扮してコカインを密輸した男が税関で逮捕されている

画像は『Stuff.co.nz 2019年11月20日付「Passenger impersonates pilot to board flight for free」(Credit: CALFLIER001/WIKIMEDIA COMMONS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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