まるでホラー映画のワンシーンのように、自宅の地下室が血の海と化してしまい嘆いている家族の一報がアメリカから届いた。原因は隣の食肉処理場にあったようだ。『New York Post』『FOX 13 News』などが伝えている。
米アイオワ州バグリーに住むニック・レスティナさん(Nick Lestina)一家は10年ほど現在の家に住んでいるが、その間は近隣との揉め事もなく暮らしてきた。しかし昨年、隣の食肉処理場として使われていた建物の所有者が代わったことが原因で、今月に入ってからニックさんの自宅の地下室が血で真っ赤に染まることになってしまった。
それは食肉処理場の排水口から流された牛や豚の血が、ニックさん宅の地下室に排水管を通じて流れ、溜まってしまったものだった。『FOX 13 News』ではその様子を「ホラー映画のワンシーンのようだ」と表現しているが、まさに地下室の床一面は血の混じった排水で覆われ、いくつかの動物の小さな肉片があり、血の臭いが充満し恐怖すら感じる状態だ。
ニックさんは「アイオワ州天然資源局(DNR)」に連絡したところ同局が調査を開始し、隣の食肉処理場で今月3日に牛と豚の肉を加工した際、排水口に血液や肉片などを洗い流していたことが判明した。また、この食肉処理場の排水管とニックさん宅の排水管が繋がっていたそうだ。
ニックさん宅の地下室の掃除は、