日本では「イクメン」という言葉が定着するにつれて、育児に積極的に関わる男性が増えてきている。それは海外でも同じようだが、ブラジルのイクメンパパはなかなかミルクを飲んでくれない我が子に工夫を凝らしたところ、その意外な方法が話題をさらった。『New York Post』『VT.co』などが伝えている。
ブラジルのバイーア州カピン・グロッソに住む男性が、妻の留守中に生後3か月の息子ヴィニシウスちゃん(Vinicius)へミルクを与えようとする様子を捉えた動画が人気を集めている。
ヴィニシウスちゃんは母乳で育てられており、父親が飲ませようとする哺乳瓶のミルクに口をつけようとしなかった。そこで父親は苦肉の策として、ヴィニシウスちゃんにいつも通り母乳を飲んでいると思わせるよう、母親に成りきることにした。
彼は妻の顔写真を自分の顔に被せるように貼り付け、胸にはブラジャーを逆さまにした状態で着用し、そこに哺乳瓶を固定した。このまま胸の位置にある哺乳瓶を、母乳だと思い込んでヴィニシウスちゃんが飲んでくれることを願ったのだ。
動画には父親に抱かれたヴィニシウスちゃんの困惑した表情が見て取れる。そして父親が胸の哺乳瓶を口元に持っていくと、ヴィニシウスちゃんはミルクを上手に飲み始めた。しかしミルクを飲みながらもヴィニシウスちゃんは怪訝な顔をしていた。
父親はこの苦肉の策について、