今月に入り、フランス人女性との婚約を発表したキャサリン妃の弟ジェームズ・ミドルトンさん。彼が英誌のインタビューに応じ、自身の精神疾患についてざっくばらんに語った。心の病気は「家族の理解が大切」と力説するジェームズさんは、姉のキャサリン妃が自身のセラピーに同行してくれたというエピソードも明かしている。
「世界メンタルヘルスデー(World Mental Health Day)」だった今月10日には、心の病に苦しむ人々への偏見をなくし、理解と支援を求める活動が世界中で行われた。近年は自らの体験を通じ、心の病気をより身近な問題として提起するセレブ達も少なくない。キャサリン妃の弟ジェームズ・ミドルトンさんもその一人で、かねてから様々なメディアでディスレクシア(dyslexia、文字の読み書きが困難な学習障害の1つ)のため学業に遅れをきたしコンプレックスを抱えて過ごした学生時代や、ADD(Attention Deficit Disorder、注意欠陥障害)について赤裸々に語ってきた。
そんなジェームズさんがこのほど英『Telegraph Magazine』のインタビューにて、うつ病で苦しんでいた1年半ほど前に認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy、CBT)と呼ばれるセラピーに通っていたことを明かした。セラピーには家族も同伴してくれたそうで、時には姉キャサリン妃がジェームズさんに付き添うこともあったという。ジェームズさんは当時のことをこう振り返っている。