殺虫剤を使ってもなかなか撃退できないゴキブリ。自宅の庭に繁殖したゴキブリに業を煮やした男性が、ガソリンを使った強硬手段に出たところ、庭の芝が吹っ飛びとんでもないことになってしまったようだ。男性の自宅の監視カメラが捉えたすさまじいゴキブリ駆除の動画が拡散中だ。『New York Post』などが伝えている。
ブラジル南部パラナ州エネーアス・マルケース在住のシーザー・ シュミッツさん(Cesar Schmitz、48)は今月18日、自宅の庭に蔓延るゴキブリを駆除しようと、庭の真ん中にある巣穴とみられる場所にガソリンを流し込み、マッチに火をつけて放り込んだ。
動画ではまず、シーザーさんは1本目のマッチに火をつけて穴に投げ入れ、少し離れて様子をうかがっている。しかし何の変化もない。そして2本目。やはり何も起こらない。2匹のビーグル犬もその様子をじっと見守っているが、3本目を放り込んだ2、3秒後、なんと庭土と一緒に芝や机が吹っ飛んで、宙高く舞い上がった。シーザーさんは驚いて思わず後ずさりし、それを見ていた犬たちは素早くその場から逃げ出した。
トラックの運転手をしているというシーザーさんは、メディアのインタビューにその時のことを次のように語っている。
「妻にゴキブリが庭を侵略していて怖いから、どうにかしてくれと言われてね。最初に殺虫剤をスプレーしたんだ。でもゴキブリが穴から這い出してきてしまって。それでコップ1杯のガソリンを注いで、燃やしてしまおうと思ったのさ。でもこんなことになるなんて、驚いたよ。離れていたから怪我はなかったけど、芝はダメになってしまったから植え替えないといけないよ。ただゴキブリは姿を消したみたいだ。」
実はこの爆発、