2018年5月に発刊されると話題を呼び、86万部を突破するベストセラーとなった『ゼロトレ』。「0歳から100歳までできる」をモットーにしている「ゼロトレ」は、激しい動きなどなくてもサイズダウンが可能で「羽が生えたような軽い体」を目指せるのが魅力だ。その「ゼロトレ」の第2弾『動かないゼロトレ』が9月5日に発売された。この発売に先駆けて「ゼロトレ」の開発者であり、著者でもある石村友見さんを講師に迎え「動かないゼロトレ」を体験する新刊発売記念イベントが開催された。「最大のテーマはその名の通り“動かない”こと」という石村さんだが、動かないトレーニングで参加者たちにはどのような効果があったのだろうか。
石村友見さんは、ミュージカル女優として劇団四季の人気舞台『ライオンキング』の女王サラビ役や、NYブロードウェイミュージカル『ミス・サイゴン』のミス・チャイナタウン役を務めた後に、ニューヨークにてヨガスタジオを創設し、多くのヨガインストラクターを輩出した。その石村さんが考案したのが、体の各ポジションを元(ゼロ)の位置に戻すことで、キレイに痩せて不調を改善する「ゼロトレ」だ。
記念イベントでは、その石村さん本人から直接指導を受けられるとあってたくさんの応募があったが、抽選で選ばれた18名が参加した。まず「動かないゼロトレ」で姿勢がどのように変化するか比較するために、参加者同士でペアになって姿勢のビフォー写真をスマートフォンで撮影。その後、参加者の中から3名の首や肩、腕、背中、腰、足の位置などを石村さんがチェックして身体を触りながら姿勢を正していくと、それぞれの体形が見違えるように。「知らず知らずのうちに縮んでしまった身体を元に戻すことで、身長も伸びます」と石村さんは言う。
今回は「巻き肩」を直すゼロトレ、「閉じた股関節」を改善するゼロトレ、「前傾してしまった首」を改善するゼロトレ、そして無理なく体幹を鍛えることができるゼロトレ―計4種類を石村さんの指導のもと行った。特に「巻き肩」を直すゼロトレはスマホを使う人は要チェックのゼロトレで、