南アフリカで車が被害に遭う事故・事件といえば交通事故、カージャック、車上荒らし、洪水などがあるが、今後はネズミによる被害も念頭に置いた方がよさそうだ。このたび高級車ポルシェが車の内部に入り込んだネズミに占領され故障、その修理代が100万円を超えたという。『TimesLIVE』など複数のメディアが伝えた。
南アフリカのクワズール・ナタール州マウント・エッジコム(Mount Edgecombe)という高級ゴルフエステートに住むマイケル・マエソさん(Micheal Maeso)は、愛車のポルシェ・カレラ4Sカブリオレ(Porsche Carrera 4S Cabriolet)に乗り込んだ。1千万円以上はするこのポルシェは、定期検査から戻ってきてまだ3週間しか経っていない。最高のドライブを期待していたマエソさんだったが、油圧計が作動していないことに気付いた。
点検を行ったディーラーで再度確認してもらったところ、点検したはずの車に破損が見られ、さらにはネズミの死骸が発見された。巣をつくるためにワイヤーをかみちぎったり、食べ物をエンジン内部に隠したり、好き勝手に高級車に棲んでいたと見られるネズミ。マエソさんは「このエリアはかつてサトウキビ畑だったので、ネズミの被害はよく起こること」と言いながらも、ネズミが車の内部に巣くっていたという事実に「恐ろしかった」と話している。
さらに恐ろしかったのは車の修理代で、