ファストフードチェーン店「KFC」のフライドチキンに目がないという20代の女性は、大学の卒業式にボーイフレンドから花束ならぬ“フライドチキンのブーケ”をプレゼントされた。竹串に刺され綺麗にラッピングされたフライドチキンを抱えて微笑む女性の姿に、世間からは驚きの声があがっている。
豪シドニー在住でインテリアデザインを学ぶ女子大生ルーシー・チャオさん(22歳)は、KFCのフライドチキンが大好きだ。2年前に知り合ったボーイフレンドのガブリエル・ユーさん(27歳)も自らを“フライドチキン中毒”と呼ぶほどのファンで、2人はほとんど毎晩のようにKFCに足を運んでいた。
6月初め、大学の卒業を控えたルーシーさんは「晴れの日を何か特別な形でお祝いしたい」とガブリエルさんに相談したのだが、彼の発想はルーシーさんをあっと言わせるものだった。ガブリエルさんが提案したのは“フライドチキンのブーケ”を作るというもので、ルーシーさんはその斬新なアイデアに喜び、二つ返事でOKを出した。
ルーシーさんはチキンブーケについて、次のように明かしている。
「ガブリエルのアイデアは、なんてクリエイティブで素敵なんだろうって思ったわ。私たちはKFCのフライドチキンに目がないの。おかげで付き合い始めてから2人ともずいぶん体重が増えてしまったけど、愛するがゆえの脂肪よ。」