3月中旬、英ランカシャー在住の夫婦が飼っているロットワイラー犬が赤ちゃんを産んだ。獣医が最後に行った検査では6匹が誕生する予定だったが、次々と産まれた赤ちゃんは16匹にもなり、イギリス国内のロットワイラー犬では2番目の多産となった。『Metro』『The Sun』などが伝えている。
英陸軍「デューク・オブ・ランカスターズ連隊」の一員であるマークさん(32)とローラ・マーシャルさん夫妻の愛犬“ロキシー”の出産が始まったのは、3月12日の朝5時45分頃だった。
犬の出産に立ち会うのは初めてだったというマークさんは、出産が始まる直前のロキシーについて「明け方、ごそごそ音がしたので階下に行ってみると、ロキシーがソファーの後ろに隠れていました。とりあえずロキシーをベッドに寝かせて、私も2階の寝室に戻ったのです」と語っている。
しかしこの時、すでにロキシーの陣痛は始まっていたのであろう。鳴き続けるロキシーの様子を見に再び階下に戻ったマークさんは、産まれたばかりの赤ちゃんが床に横たわっているのを見て驚いた。
「ロキシーのすぐそばに1匹、そしてキッチンにも1匹いるのを確認しました。それから30分で次の4匹、そして12時までに13匹が産まれたのです。」