昨年5月に執り行われたヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディングに先駆け、英王室宛に殺害をほのめかすメールを送った人物がいたことが明らかになった。『Daily Telegraph』などが伝えている。
昨年5月19日、およそ10万人の観衆が見守るなかウィンザーにて盛大なロイヤルウェディングを行ったヘンリー王子&メーガン妃。警備にかかった費用はおよそ44億円とも伝えられていたが、挙式の12日前にエリザベス女王の次男アンドルー王子のオフィス並びに英国内閣府、国防省宛に不審なメールが送りつけられていたことが分かった。
メールの送信者はモハメド・ジブラ−イール・サレー(Mohammad Jibra-Eel Saleh)という37歳の男で、メールはエリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ王配に向けて書かれたものだと伝えられている。レスター刑事裁判所で行われた審問内容によれば、男は地元マクドナルドから2つの携帯電話を使い、Gmailのアドレス経由で以下のようなメールを3通送りつけていたという。
「愚かな英王室メンバーどもよ。俺はスペイン元国王フアン・カルロスの非嫡子マルガリータと結婚したイスラムのプリンスだ。」
「俺を逮捕しオランダの刑務所で拷問を受けさせた罰として、英王室メンバーは一人残らず死ぬだろう。」
「俺達は戦争状態にある。お前の孫の挙式は爆破されることになるだろう。」