ホリデーのために飛行機に乗り込んだ乗客らの気分が台無しにされてしまうような出来事が起こった。英格安航空会社「ジェットツー・コム(Jet2.com)」の機内で配管に問題が生じたため水が出ず、飛行機は途中で引き返し緊急着陸した。『Daily Record』『The Sun』などが伝えている。
2月10日、英グラスゴー空港からスペイン領テネリフェ島へ向かう飛行機が、英マンチェスターへ緊急着陸する事態が起こった。
この日、ホリデーに向かう乗客らで満員だったJet2.comのLS155便は、午前8時55分にスコットランドのグラスゴー空港を飛び立った。しかし離陸してわずか1時間以内に機内の配管に問題があることが分かり、同機はアイルランド南部コークを超えたあたりで急遽、英マンチェスターへと引き返した。
無事にマンチェスター空港へ到着したLS155便を迎えたのは、念のためにとスタンバイしていた消防署員たちだった。別の便に乗り換えを強いられたことで、乗客らは「せっかくのホリデーが始まる前から台無し!」「機内でホットドリンクのサービスがないなんて! もうこの航空会社なんか利用しない」などと怒りのツイートをする者もいたようだ。
あるユーザーによると、水が出なかったことでトイレ使用にも問題があったという。この件を受けたJet2.comのスポークスパーソンは、