今週末、全米が熱狂するアメリカンフットボールの優勝決定戦「スーパーボウル」が開催される。前半と後半の間のハーフタイムショーでは毎年人気アーティストがパフォーマンスを披露しているが、今年のメインパフォーマーを務める「マルーン5」がNFLとインタースコープ・レコードとともに50万ドル(約5400万円)の寄付することを発表した。
昨年9月に米人気バンド「マルーン5」がハーフタイムショーのパフォーマーを務めると噂されていたが、現地時間13日にマルーン5、トラヴィス・スコット、ビッグ・ボーイ(Big Boi)の出演が正式に発表された。
しかしパフォーマー選びは、難航していたもよう。2016年に「サンフランシスコ・49ers」元クォーターバックのコリン・キャパニックが国歌斉唱の際に起立を拒否し、両腕を組み片膝をついて人種差別や警察官の暴力に抗議したことで事実上追放されたスキャンダルが原因になっているからだ。そのため多くのアーティストはNFLと関わることを避けていると言われ、このことがあってトラヴィス・スコットはNFLとタッグを組み社会的正義をサポートする非営利団体「Dream Corps」に50万ドルの寄付を表明していた。
そして現地時間29日、メインパフォーマーのマルーン5がNFLとユニバーサルミュージックグループのレコードレーベル「インタースコープ・レコード(Interscope Records)」とタッグを組んで、