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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】「死んだらもういじめられない」 14歳少女、最後のメッセージを投稿し自殺(豪)

いじめで命を絶つ子供の数は減ることがない。このほどオーストラリアの西オーストラリア州で、14歳少女が今年初めに自殺をしたニュースが『The Australian』『news.com.au』などで報じられた。少女はオーストラリア先住民「アボリジニ」の子孫で、差別的ないじめを受けていたようだ。

1月1日、西オーストラリア州カルディーニャに暮らすロシェル・プライオアーさん(14歳)が自宅寝室で意識不明の状態になっているところを父親ジェフリーさんが発見した。その数時間前、ロシェルさんはソーシャルメディアで最後の投稿をしていた。そこには「私が逝ったら、いじめや差別がなくなる」と綴られていたという。

パース子供病院へ搬送されたロシェルさんには治療が試みられたが、9日後の1月10日に息を引き取った。悲しくも、必死で助けを求めていたロシェルさんの投稿には、たった1人が返信しただけだった。

動物好きで数学に優れ、ちょっとした悪戯が大好きだったというロシェルさんの夢は大学に行くことだった。ロシェルさんの両親や姉カイアンさん(17歳)は「昨年の夏までは学校に馴染んでいたように思えた」と語っているが、母親ウエンディ・パターソンさんによると、昨年8月にロシェルさんが通っていたフリーマントル・カレッジの校門近くでアボリジニではないひとりの男と生徒間で起こった口論にロシェルさんが巻き込まれ、

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