海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】2歳女児を劣悪な環境で餓死させた女性カップル 反省の言葉もなし(英)

各家庭によって子育てのしかたは様々だが、劣悪な環境の中でまともな食事も与えず、放置同様の生活を子供に強いることは紛れもない虐待だ。イギリスで、2015年に2歳女児が栄養失調の果てに衰弱死した事件の裁判がこのほど行われ、その全容が明らかになった。『BBC News』『Metro』などが伝えている。

英スコットランド、グラスゴーのサイトヒルに住むともに無職のマーガレット・ウェイド(38歳)とマリー・スウィーニー(37歳)は3人の子供の両親としてアパートで生活をしていたが、その環境はあまりにも劣悪だった。

アパート内のゴミ箱はゴミで溢れ、室内には無数の虫やノミがいた。一家が主食にしていたとみられるカップヌードルの空の容器やそのほかの食べ物の残り、汚れた皿にはハエが無数にたかり、不潔な衣類はゴミ同様部屋中に散乱していた。また、寝室の1つはカーペットが見えないほどの散らかりようだったという。この部屋を訪れた捜査員が「警察官としてこれまで仕事をしてきた中でも、最悪に汚い家の1つだ」と口にしたほどだった。

そんな劣悪な環境の中で、ローレン・ウェイドちゃん(2歳)はゆっくりと命を削られていった。2014年6月から2015年3月までの間、マーガレットとマリーはローレンちゃんにまともに食事や水を与えず、清潔にもしなかった。また、上の子供2人にも2007年から2015年の8年間にわたり、ローレンちゃん同様の育児放棄と虐待を繰り返し、まともな食事や衣類を与えなかったほか医療ケアも怠り、不潔なままで放置していた。

上の子供たちの様子を懸念した学校の保健師が、2014年6月にマーガレットとマリーの自宅を突然訪問し、情報をソーシャルワーカーに伝えていた。また、床にはタバコの吸い殻が落ちているなどアパートが散々な状態で散らかっていることを巡回保健師も目撃していた。育児放棄の兆候が数回あったにもかかわらず、

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