多額のベネフィット(生活保護手当)を受給しながらも高級車や馬を購入したりして、過去に何度も批判の声があがっている英バーミンガム在住の8児のシングルマザー。今回は、この母親が豊胸手術を受けるために来年早々海外へ出向く予定をしているというニュースが『The Sun』で報じられ、またしても世間からは怒りと非難の声が相次いでいる。
バーミンガムのセリー・オークに住む元ラップダンサーで8児の母親マリー・バカンさん(36歳)は、年間30,000ポンド(約430万円)ものベネフィットを受給しているにもかかわらず、高級4WD車で7万ポンド(約1,000万円)もするレンジローバーを購入したり、ボトックス施術を受けるなどベネフィット受給者には見合わない生活がメディアで公表されるたび、世間からバッシングを受けてきた。
クリフさんという男性との間に、上は16歳から下は4歳までの8人の子供をもうけたマリーさんは、シングルマザーとなってからベネフィット生活に頼るようになっていたが、2016年8月に16年ぶりに再就職したことが報じられ話題になった。その仕事というのは週に1回の地元車庫での整備士見習いで、「将来子供たちを養っていくためにも立派なメカニック(整備士)にならないと」とやる気満々で始めたのも束の間、周りはマリーさんを女としてしか見ず、客とスタッフ両方から性的な言葉を投げかけられたりからかわれたりすることがほとんどだった。「これでは仕事にならない」とボヤくマリーさんの姿に、世間からは「セクシーとか美人とかじゃなくて、単に『簡単そう』って思われているだけなんじゃないの」などといった非難の声も寄せられていた。この時カレッジでの勉強と両立させていたマリーさんは、その多忙さからうつを患うようになった。整備士の仕事を辞めたマリーさんは、薬を飲みながらうつを克服するためにと昨年8月にペットを購入した。しかしそれが馬だったことから、世間では「なぜベネフィット受給者のくせに高級で世話のかかる馬を購入するのか」と再び非難の声があがった。
馬を購入後、テレビに出演したマリーさんは、