1997年の公開からもうすぐ21年を迎える映画『タイタニック』は、映画史に残る名作として今でも多くの人々に愛されている。まだ若かったレオナルド・ディカプリオ(43)とケイト・ウィンスレット(43)を世界のスターに押し上げたのも本作だ。しかし、主演ジャックを演じるのは自分だと確信していたという俳優が他にいた。映画『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)や『インターステラー』(2014年)で知られるマシュー・マコノヒー(49)である。このほどマシュー・マコノヒーが、『タイタニック』のオーディションを受けていたことを明かした。
映画『タイタニック』は豪華客船タイタニック号を舞台に、パニック映画さながらのインパクトと同時に貧しい青年ジャックとローズの純愛を儚く描いたラブストーリーで、ジェームズ・キャメロンが監督を務めた。映画は大ヒットし、1998年のアカデミー賞で作品賞や監督賞を含む11部門を受賞。同じくジェームズ・キャメロン監督の『アバター』(2009年)にその地位を譲るまで世界映画興行収入1位をキープしていた。ジャックを演じたレオナルド・ディカプリオとローズを演じたケイト・ウィンスレットは約21年の時を経た今もなお強い友情で結ばれており、お互いをサポートする関係である。
そしてこのたびマシュー・マコノヒーが『The Hollywood Reporter』のポッドキャスト『Awards Chatter』に出演し、ジャック役を得るために当時『タイタニック』のオーディションを受けていたことを明かした。マシューは「オーディションを受けたよ」「(ジャックの)役がほしかったね。ケイト・ウィンスレットとオーディションを受けたんだ。良いオーディションだったよ」「オーディションが終わった時は『役をもらえた』っていうかなりの自信があったんだ。だけど、ダメだった。オファーが来ることはなかったね」と振り返った。
実はジャック役が決まるまでには、