英出身ミュージシャンのエルトン・ジョン(71)が現地時間27日、米フロリダで予定されていたショーを開演予定時刻22分過ぎに突如キャンセルしていたことが明らかになった。エルトンや会場の公式SNSには現在、来場していたファンから怒りのコメントが多数書き込まれている。
今年1月に、向こう3年間にわたる『Farewell Yellow Brick Road Tour』を最後にツアー活動からの引退を表明した大御所ミュージシャンのエルトン・ジョン。今年9月に米ペンシルベニア州で幕を開けた『Farewell Yellow Brick Road Tour』は、2021年までの約3年間に世界5大陸でおよそ300公演が予定されている。
現在は北米を回っているエルトンだが、現地時間27日にはフロリダ州オーランドの「アムウェイ・センター(Amway Center)」でのコンサートが予定されていた。しかし開演予定時刻の午後8時を過ぎてもエルトンがステージに姿を見せる兆しはなく、ファンが痺れを切らし始めた午後8時22分頃にショーのキャンセルを告げるアナウンスが会場内に流れたのだ。
午後8時49分には「アムウェイ・センター」の公式Twitterで「エルトンは中耳炎を患っており、満足のいくパフォーマンスができそうにないため、やむを得ずショーをキャンセルすることになった」と説明されたが、楽しみにしていたファンの多くは対応の遅さに激怒、SNS上で怒りを爆発させた。
あるファンは「エルトン、来場者は今夜、駐車料金やホテル代、ベビーシッター代、それに場内での飲食代やグッズ代まで払ってずっと待ってたんだ。こんなひどいやり方はないだろう」とツイート、