女性だけでなく男性にも“お肌の悩み”は多いようだ。20代~40代の男性500名に実施された調査で、実に6割近くの人が「肌について悩んでいる」と回答したという。さらに化粧をしたことのある男性も15.8%いて、その内容はファンデーションがダントツ。肌の状態に悩む男性の姿が浮き彫りになった形である。
先日実施された「ビジネスマンの“身だしなみ”に関する意識調査」によると、自身の肌について「とても悩んでいる」(7.0%)、「悩んでいる」(14.8%)、「少し悩んでいる」(36.8%)と肌に悩みを抱えている男性が合計58.6%、実に6割近くいるという結果が出た。具体的には、「乾燥」とその反対の「脂性」が多く、他に「しみ」「しわ」「ニキビ」「毛穴」「ニキビ跡」「目の下のクマ」が票を集めた。なかでも「ニキビ」の回答は年収1000万円以上の人に比べて、400万円以下の人は14%も多い。これはニキビが比較的若い人に見られることから、年収が400万円以下の男性の方が発生率が高いのかもしれない。逆に加齢で増える「しみ」「しわ」は年収1000万円以上の男性の方が悩んでいる結果となった。
さらに「年収1000万以上で10人以上から告白されたことがある男性」と「年収400万円以下かつ告白されたことのない男性」に分けて、その悩める肌に関して「ケアを行っているか」を質問。すると「年収1000万以上で10人以上から告白されたことがある男性」は「週に7回以上」スキンケアを行っているという人が3人に1人(33.3%)と非常に多いことが判明した(「年収400万円以下かつ告白されたことのない男性」は20.7%)。一方で、そうでない人についてはスキンケアを「全くしていない」が一番多く、