2003年の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』から“ジャック・スパロウ”を演じてきたジョニー・デップ。今ではジャック・スパロウといえば、酔っ払いのような話し方でふらふらして歩くイメージが定着しているが、制作したディズニー側はそのキャラクターが大嫌いだったという。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたほど評価されたジョニー・デップのジャック・スパロウ。しかし当初、ディズニー側が納得していなかったことをジョニー本人が『ブリティッシュGQ』誌に明かした。
「ディズニーは僕が大嫌いだったよ。どうにか僕をクビにするための方法を考えていたね。『私たちは彼に字幕をつけないといけません』『私たちはキャプテン・ジャック・スパロウを理解できません。彼はどうしたんでしょう?』『彼の腕はどうしたんですか?』『彼は酔っ払っているのですか?』『彼は頭がイカれちゃってるんでしょうか?』」
「彼らはさらに僕に聞いたよ。『(ジャック・スパロウ)はゲイなんですか?』って。僕は電話でその質問に答えたんだ。ディズニーのニーナ・ジェイコブソンっていう女性からだったね。彼女自身もゲイだったんだよ」「彼女はいくつか質問して来たんだ。『あれは何なの、ジョニー? 彼はゲイなの?』 僕はいつものつっけんどんな態度で『ニーナ、僕のキャラクターがみんなゲイだって知らなかったの?』って言ったんだ。かなり突然の会話の終わり方になったね。僕は自分が信じる最高のジャックを演じ続けたよ」と暴露、