実際は「たった2回しか会ったことのない」ソフィーさんと男女の仲になり、アドニスくんが誕生したことを楽曲『March 14』の中で明かしている。
また、子供ができたことを自分の母親に伝える時はとても怖かったという。過去の交際相手だった何人かの女性をドレイクの母親が大変気に入っていたため、母親とまったく面識のないソフィーさんとの子供だと明かすのは勇気がいったそうだ。自身の幼少期に重ね合わせ、自分もまた父親と同じ“シングルファーザー”の道を歩むことになったこと、そして今後は息子が抱えることになるであろう悩みや葛藤をこのように赤裸々に歌に込めている。
「“シングルファーザー”って言葉は嫌いだ。この言葉を聞くと胸が張り裂けそうになる。」
「いつか家族を持つことに憧れていた。だけど自分も結局は両親の二の舞ってわけだ。」
「お前には、どっちの親と一緒に住むか、どっちがお前をより愛しているか、そんなことに悩んでほしくない。」
ドレイクはアドニスくんが成長したら、ソフィーさんとの関係をきちんと説明できる自分でありたいと語った。「この曲をお前が聴く頃には、今はギクシャクしている俺とお前の母親の関係がよくなっていることを願う」と歌っているように、今は決して良好とは言えないソフィーさんとの関係を築き、アドニスくんには自分の幼少時代のような苦しみは経験してほしくないとも述べている。
「よき父親でありたい」と嬉しそうに語るドレイクは、地元NBAチーム「トロント・ラプターズ」のグローバル・アンバサダーを務めるほどのバスケット好き。昨年10月に誕生したアドニスくんは1歳になったばかりだが、「大きくなったら、夏はレブロンの家に連れて行って合宿だよ」と楽しそうに話す姿はすっかり“パパ”の顔をしていた。
画像は『HBO 2018年10月9日付Instagram「#TheShopHBO is back in business.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)