病気や怪我で入院生活を送る子供たちのみならず、その家族もまた様々な思いを抱えて日々過ごしていることだろう。アメリカではそんな子供たちや家族を元気づけようと工夫を凝らしたイベントを行う病院があるが、このほど毎年恒例となっているイベント「Superhero Day(スーパーヒーロー・デー)」を行ったコロラド州の子供病院の様子が『Storytrender』などで伝えられた。
コロラド州の子供病院「Children’s Hospital Colorado」で先月、心温まる光景が見られた。病室の窓に突然、スーパーヒーローらが現れたのである。外壁伝いに下降してきたスーパーマンやバットマン、キャプテン・アメリカやスパイダーマンなどを見た子供たちは大喜びで窓に駆け寄り、スーパーヒーローたちに手を振るなどして充実した1時間を過ごした。
この子供病院は2013年からこの特別イベントを行っているが、実は初年度は窓清掃員らによるパフォーマンスであった。ところが翌年、彼らが実行できないことを知った地元オーロラ警察署がスーパーヒーロー役を買って出た。
今年も同警察所属の特殊部隊「SWAT」チームのメンバーたちが、それぞれスーパーヒーローの衣装に身を包んで病院屋上から下降して子供たちにサプライズをした。イベントを行うにあたり、最初の年は天候の確認に加えてスーパーヒーローの衣装準備や適切な機器などの用意も必要であった。普段から多忙を極めるSWATチームだが、