子供を守るべき立場にありながら酒に酔い、恋人と口論の果てにその怒りの矛先を生後8か月の我が子に向けた母親。このほどロシアで起こったゾッとするような事件が『The Sun』などで伝えられた。
ロシア連邦タタールスタン共和国ウルッスにある小さな町で、母親が幼い息子を繰り返し刺すという虐待事件が起こった。
アデリーナ・カイルナソヴァ(Adelina Khairnasova)は、自宅で恋人と友人女性1人と一緒に飲んでいた。隣の部屋には生後8か月になる息子のトーリック君が眠っていたが、深夜になるまでパーティーは続いていたようだ。
そのうちアデリーナは、恋人と激しい口論になった。すると大きな声に眠りを邪魔されたのか、トーリック君が目を覚まし泣き始めた。アデリーナは怒りの矛先を幼い息子へと向け、ナイフを掴んで隣室のベビーベッドにいるトーリック君の首や腹部を数回刺すという鬼母のごとき行為に出た。
友人女性が慌ててアデリーナからトーリック君を引き離し、救急車を要請。その後病院へ搬送されたトーリック君は、複数の刺し傷を負っていたものの、幸いにも臓器損傷には至らなかった。現在も病院の集中治療室(ICU)で引き続き見守られているが容態は安定しており、まもなく回復する見込みとのことだ。
殺人未遂の罪で逮捕されたアデリーナは、