いかなる理由があるにせよ、幼い子をひとりで残したまま家を空けるのはもってのほかだ。このほど夜間に子供を家に残し、外出したとして逮捕された英スタッフォードシャーに住む母親の裁判が行われ、英国児童虐待防止協会は母親の行動を非難した。『Metro』などが伝えている。
スタッフォードシャーのアビー・ハルトンに住むラトビア出身のアレクサンドラ・パヴァリ(33歳)は、シャンパンを3本空けた後、午後10時30分頃に幼い子供を置き去りにして家を出た。アレクサンドラが車で向かった先は、ストーク=オン=トレントに住む別居中の夫の家だった。
最近になって夫との10年にわたる結婚生活が破綻したアレクサンドラは酒に逃げるようになり、アルコールで気を紛らわせながら日常をなんとかこなしていたようだ。この日、我が子を放置した後に帰宅すると、リビングで寝ていた子供は目を覚ましており、台所で食べ物を必死に探していたという。逮捕されたアレクサンドラは警察の取り調べでノーコメントを貫いていたが、後に育児放棄を認めたうえで過去にうつの症状があったことも自供した。アレクサンドラに前科はなかった。
このたびノース・スタッフォードシャーの治安裁判所で行われた裁判では、