海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「まるでストローで呼吸しているよう」エンプティ・ノーズ症候群の苦悩を明かした女性(米)

エンプティ・ノーズ症候群(Empty Nose Syndrome:ENS)という病名を耳にしたことがあるだろうか。日本ではあまり知られていない病だが、かの有名なマイケル・ジャクソンも「この病に苦しんでいたのでは?」と言われている。このほどアメリカでエンプティ・ノーズ症候群を抱える女性が、決して軽視できない病であることを訴えた。『New York Post』などが伝えている。

米ニュージャージ州モンマス郡在住のバーバラ・シュミットさん(Barbara Schmidt)は、満足のいく呼吸ができずいつも息苦しさを感じる毎日を送っている。彼女はエンプティ・ノーズ症候群を抱えているが、病にかかったきっかけは20年前に遡る。

当時バーバラさんは、鼻づまりと蓄膿症を治すための手術を受けた。この時に鼻甲介を切除している。『New York Post』によると、エンプティ・ノーズ症候群は鼻の手術などにより鼻腔の中にある鼻甲介がダメージを受けることで発症する場合があるそうだ。

この鼻甲介は鼻から入ってきた空気を加温加湿するだけでなく、身体に呼吸しているという信号を脳に送る役割がある。もし鼻甲介が切除されたり機能しない場合は、外の空気をそのまま体内に取り込むことになり、人によっては異常なほど寒さを感じたり、息苦しさを感じることもあるという。

そのためバーバラさんは常に呼吸を意識しながら生活しているが、それでも「まるでストローを通して呼吸をしているように感じる」と語る。

「以前は意識しなくても、呼吸することが当たり前だと思っていました」と話すバーバラさんだが、

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