そして一連のフィーバーをどう受け止めているのだろうか? ロンドン街頭にて行ったテックインサイト編集部・村上による突撃インタビューの一部をご紹介したい。
・私も含めて、みんなテレビでウェディングを見るのを楽しみにしていると思うわ。市民にもオープンでフレンドリー、最高にお似合いのカップルよ。(ティニーさん、26歳 病院勤務)
・ロイヤルファミリーは、メーガンさんをきっと家族の一員として温かく迎えてくれるはず。末長い幸せを祈っています。(カレンさん、66歳 リタイア)
・正直に言うと、ロイヤルウェディングにはそんなに興味はないんだ。王室自体に関心がないし、これまでも特に知りたいと思ったことはないかな。今は21世紀だろう? 国王なんていらないと思うよ。彼らの贅沢な家は僕たちの税金で賄われている。観光業は恩恵を受けているだろうけど、2人のために大々的なイベントをする必要はないと思ってるんだ。もっと他に取り組むべき緊急問題があるからね。(スタンさん、学生)
・2人はお互いを幸せにしあえる、とっても素敵なカップルだと思いますよ。ぜひ幸せになって。(パメラさん、61歳 飲食業)
・若いうちに母親を亡くして寂しい幼少時代を過ごしたハリー(ヘンリー王子の愛称)の結婚が決まって、本当にうれしいわ。19歳という若さで婚約した名門貴族出身のダイアナ妃は、結婚当初から幸せではなかった。ロイヤルメンバーになれば、もちろん今までとはまったく違った環境になるだろうけれど、元女優でカメラ慣れしているし、人道活動にも力を入れてきたメーガンだもの、プレッシャーには強いんじゃないかしら? 彼女は、これから王室に新しい風を吹き込んでくれるでしょうね。ハリーもメーガンも人に寄り添うことのできる素晴らしい人たちよ。(エイプリルさん、72歳 リタイア)
「興味なし」やネガティブなコメントも見られたものの、概ねの意見としてはヘンリー王子&メーガンさんを「お似合いのカップル」として祝福する市民が多かった。奇しくも志半ばでこの世を去ったダイアナ妃の享年と、離婚を経て王室へ嫁ぐメーガンさんの年齢はともに36歳。生前は“人に寄り添うこと”そして“開かれた王室”を目指して尽力した亡きダイアナ妃。そのダイアナ妃の面影をメーガンさんに見出す人も多いようである。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)