チャーリー・シーン、ジュディ・デンチ、ダニエル・ラドクリフ、ジェニファー・ローレンス、ジュリアン・ムーア、ケヴィン・ハート、キーラ・ナイトレイ、ピアース・ブロスナン、ロバート・デニーロ、セス・ローゲン、ケヴィン・スミスなどの名があるもよう。映画監督ではマイケル・ベイ、モーガン・スパーロック、ピーター・ジャクソン、トッド・フィリップス、ウェス・クレイヴンらの名が確認されたという。
歌手ではデヴィッド・ボウイ、ジョン・レジェンド、リタ・オラなど、モデルではハイディ・クルムやシエナ・ミラーの名があり、法人・団体では「PLAYBOY」、「バーバリー(Burberry)」、ジェイ・Zのレコードレーベル「Roc Nation」、ルーカス・フィルムの音響制作会社「Skywalker Sound」、ケータリング・サービスの「Wolfgang Puck」、プロレス団体「WWE」、デヴィッド・レターマンの映像制作会社「Worldwide Pants」といった名が。また小説家、弁護士、そして撮影に関わったアソシエイト・プロデューサーの名もあるようだ。
さらには、ワインシュタインが多くの性的事件を起こしていたとされるホテル「ザ・ペニンシュラ ビバリーヒルズ」、公益信託の「Truman Capote Literary Trust」、「Kroll Associates」などもリストアップされており、変わったところでは「Times Up Productions, Inc」や「Me Too Peanut Inc.」といった企業の名まで。セクハラ排斥運動として全米で有名になりピンバッジまで生まれた“Time’s Up”“Me Too”という言葉がイメージダウンを余儀なくされたとして、損害賠償の支払いを求められていた可能性がありそうだ。
実は2か月ほど前、非常に厳しい状況に追い込まれているワインスタイン・カンパニーに手を差し伸べようとする救世主が現れていた。それを発表したのはオバマ政権で中小企業庁長官を務めていたマリア・コントレラス・スウィート氏。彼女が率いる投資家グループが同社の買収に乗り出したのだが、協議は決裂してしまったもよう。ワインスタインの負債額はそれまで2億2500万ドルと考えられていたが、実際はもっと高額であったことが原因である。ワインスタインは今月19日に破産申し立てを行っている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)