2008年に他界した名優ポール・ニューマン(享年83)について、このほどベテラン女優スーザン・サランドン(71)がポールと共演した際に起きた“驚きの出来事”を回顧。「本当に素晴らしい人物だった」と彼の人となりを改めて絶賛した。
1998年のアメリカ映画『トワイライト 葬られた過去』でポール・ニューマンと共演したスーザン・サランドンが、ギャラの男女格差に言及。『BBC 5』のインタビューに応じて、亡きポールの人柄に絡めこうコメントした。
「エマ・ストーンも一度、男女の平等なギャラについて語ったわよね。共演した男性達が(平等であろうと)自分達のギャラをカットしてくれたって話だったわ。同じことが、私とポールにも起きたの。何年も前に、映画で共演した時のことよ。」
2人が共演したのは、ハリウッドの男女格差やセクハラが大問題として取沙汰される何年も前の話だ。しかし良識あるポールは、ギャラに格差があると知るなり“思いもよらぬ行動”に出たという。
「彼は名乗り出てこう言ったの。『僕が君に支払うよ。僕のギャラの一部をね』って。そう、ポールは本当に素晴らしい人物だった。」
いわゆる“昔の男性”でありながら男女差別に納得せずに、自らのギャラを提供しようとしたポール。そんなポールも残念なことに2008年に他界しているが、