先日の第90回アカデミー賞授賞式は全米で中継されていたが、今年は史上最低の視聴率だったことが明らかになった。これを受け米ドナルド・トランプ大統領が「スターがいなくなったせいだ」とツイートし、国民から猛バッシングを浴びている。
『Nielsen data』の発表によれば、今年のアカデミー賞授賞式の視聴者は約2650万人、昨年と比較するとおよそ20%近く減少したことが分かった。また2008年の最低視聴者数3200万人を大きく下回り、史上最低の数字となった。
これを受けトランプ大統領は、以下のようにツイートした。
「オスカー史上始まって以来の最低視聴率。問題なのは、もはやスターと呼べる存在がいなくなってしまったことだ。我が国の大統領を除いての話だがね。(もちろん、冗談だよ!)」
どうやら“アンチ・トランプ派”の多いハリウッドをディスる、大統領なりの皮肉だったようだ。最後の一文は大統領がウケ狙いのつもりで書いたのであろうが、米国民の逆鱗に触れてしまったようでSNSが大炎上している。
「学校では銃乱射事件が起こっているのよ。オスカーの視聴率を話題にしてる場合じゃないでしょう!」
「トイレでツイートするか、私たちの払う税金でゴルフ三昧するか。彼の仕事はこのどちらかのみ。」
「前代未聞の愚かな大統領。」
このように「ホワイトハウスで一体何をしているんだ?」「国のために汗水流して働け!」といった批判の声が目立った。
また「スターがいないっていうけど、大統領弾劾公聴会ではあなたがスターになれるチャンスよ。高視聴率が狙えると思うわ」などと皮肉るツイートも多く、