海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】12時間の激務でトイレにも行けず 尿路感染症を患った助産師が解雇に(英)

今年1月2日から7日間、勤務を休んだ。ジェーンさんが2017年1月から2018年1月までで病欠したのは、5回にわたり合計7日間偏頭痛で欠勤したことを含めて14日である。しかしながら病棟の看護師長は、「病欠が多すぎる」としてジェーンさんを解雇した。

「仕事は私の人生そのものなんです。それを取り上げるなんて、あまりにもひどすぎます。私は世界で最高の仕事だと思って、これまで夢中で勤務してきました。なのに病欠が多すぎるという理由で解雇されて、今は眠れないし何も考えられません。」

ジェーンさんが所属する労働組合「trust and UNISON(トラスト・アンド・ユニゾン)」のエイドリアン・オマリーさんは、「35年間ピンダーフィールズ病院の顧問をしていますが、ジェーンさんのケースは最も不当な解雇といってよいでしょう。彼女はこれまでに49回も『12時間連続勤務で、休憩もままならない。スタッフ不足で仕事の負担が多すぎる』と訴えてきました。彼女の病欠記録は、組合の平均病欠記録日数よりも少ないのです。にもかかわらず、解雇になるなんて不公平です。しかも病院側は、ジェーンさんを解雇しておきながら助産師募集の広告を出しているのです。ジェーンさんの同僚らもこの対応を不当として、看護師長に請願書を出しているようです」と話し、現在ジェーンさんの職場復帰を求める署名運動が行われていることを明らかにした。

Mid Yorkshire Hospitals NHS Trust(中央ヨークシャー病院NHS信託)のアシスタントディレクターであるイヴォンヌ・ロウランさんは、「我々は常に優秀な患者へのケアを提供すると同様、スタッフへの配慮やサポートも行っています。ただ、個々のスタッフの件に関しては人事の問題上コメントすることはできません」と述べている。

画像は『SWNS 2018年3月23日付「Midwife sacked for poor sickness record claims she contracted kidney infection at work – because birthing centre didn’t have staff Toilets」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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