米TLC局が2012年8月から2年にわたり放映し、全米の人気リアリティ番組となっていた『Here Comes Honey Boo Boo(ハニーブーブーがやってくる)』。主人公の“ハニーブーブー”ことアラナ・トンプソンちゃん(番組スタート当時は6歳)は、肥満児ながら目立ちたがり屋で、ジョージア州の片田舎が舞台でありながらお子様向けミスコンに夢中。アラナちゃんの3人の姉は全員父親が違うなど家庭内は複雑で、経済的にも困窮しているうえ、15歳で母親になった“ママ・ジューン”ことジューン・シャノンさんの下品な言動、ブサイクすぎる外見がお茶の間の笑いの種となっていた。アメリカの下流家庭の典型例といわれながらも図太く生きる母と娘は今…!?
久しぶりに『ハニーブーブー』母娘とのインタビューを行った米『People TV』。番組の打ち切りから3年とちょっとだが、多動気味で目が離せなかったアラナ・トンプソンちゃんも12歳となった今はすっかり落ち着いた雰囲気に。外見的にはメイクが濃くなった以外はあまり変わってはいない。しかし38歳になったママ・ジューンは別人かと思うほどスッキリと痩せていた。
番組がオンエアされていた当時に460ポンド(208.6kg)もあった体重を、昨年300ポンド(136.0kg)も落としたというジューンさん。食いしん坊で怠惰な彼女にダイエットやワークアウトは相当キツかったとみえ、最初に胃を小さくする手術を受け、続いてバストを整え、たるんだ皮膚の除去手術を受けたといい、今は体重約72.5kg、サイズ4を維持しているそうだ。
「普段は午後1時まで眠っていて朝食は食べない。怒られてしまいそうだけれど、とにかくおやつばかり好きなのよ。お気に入りはLittle Debbieの『Jelly Creme Pies(クリームとイチゴジャムをはさんだチョコパイ)』ね。」
「でも、おやつは甘いものだけでなくチーズやブドウも食べるようにしているわ。夕食は鶏肉、キヌア(雑穀)、ポークチョップ、トウモロコシ、豆などヘルシーなものを選んでいるし。ジム通いは辛いけれど、この状態をキープするためにもできる限り頑張っていくわ。」
人気番組でありながら『ハニーブーブー』が終了した原因は、