敏腕プロデューサーや人気俳優達、またスタントコーディネーターといった映画業界の男性達が何年にもわたり女優や子役、若い男性にセクハラ行為をしていたことが明らかになった2017年。その騒動が一向に収まらぬ中、俳優マイケル・ダグラスについて「酷いセクハラ男だった」と主張している女性が現れた。弁護士から連絡を受けコメントを求められたマイケルは自ら「相手の言い分が出るのを待つのではなく、自分の主張をハッキリさせたい」として「セクハラ行為などしていない」と完全に相手側の主張を否定したのだが、被害を受けたとする女性が生々しい証言をして世間を騒がせている。
30年以上前にマイケル・ダグラスのもとで働いていたというスーザンさん(Susan Braudy)が、『ハリウッド・リポーター』の取材に応じ「言葉によるハラスメント行為を受けた」「彼の自宅でミーティング中に、彼は私の目の前で“彼自身”を愛撫した」などと告白。さらにスーザンさんが人前で恥をかくような発言をされたとして、このように明かした。
「私が声をあげて笑った時のことです。マイケルは大声でエージェントたちに向かって、『彼女は大きな声をあげるんだ。ベッドでも声がデカいんだろうな』って言いました。」
「『そんな話は止めて。不適切だわ』と抗議しましたが、マイケルは頬が赤くなるほど笑っていたのです。」
それに続きTV番組にも出演したスーザンさんは、当時のマイケルをこうメッタ斬った。
「彼は自分のことを一国の王とでも思っていたんですよ。そして私に恥をかかせようが、何も影響などないと思っていたんです。」
「彼の自宅で、彼はベルトを外して手をズボンに突っ込みました。彼は始めたんです…自分自身を愛撫する行為をね。私はとても怖い思いをしました。」
またスーザンさんは何人もの友人に相談したものの、黙っておいたほうが良いとアドバイスされたという。
「ひとりの友人は誰にも言わない方が良いと…。みんな、私を心配して(公表したらどうなるか)恐れていたのです。」
なおマイケル本人はこれに先立ち『Deadline』の取材に応じ、