先日、英国ウェスト・ミッドランズのウォルソールの街を彩るクリスマスイルミネーションが「まるでパンツを干したよう」と苦情が殺到していることをお伝えしたが、イタリアのある街では男性の体のアノ部分を想像させるとんでもないイルミネーションが登場し、ネット上で物議を醸している。
イタリア中部、アドリア海に面した人口約4万人の街チヴィタノーヴァ・マルケ(Civitanova Marche)。この街にあるXXセッテンブレ広場(piazza XX Settembre)のヤシの木に施されたイルミネーションは、イタリアらしく一見すると非常に華やかである。
だが少し離れた場所から眺めてみると、その形に仰天させられる。真っ直ぐに伸びた幹の先に突起がついたようなその形は、まるで男性器を思わせるからだ。ヤシの葉の部分まで電飾が施されているが、これが突起部分の頂上から空中に噴水のように広がっているため、射精しているようにも見えてしまうのだ。
しかしチヴィタノーヴァ・マルケ市は、これに性的な意味を込めたわけではない。同市には2年前からクリスマスシーズンになるとこのイルミネーションが登場していたが、男性器のようだと感じた人はなんと今まで誰もいなかったそうだ。
それが今になって、なぜ騒がれるようになったのか。きっかけはイタリアのニュースサイト『Cronache Maceratesi』がこのイルミネーションを写真付きで紹介し、