米俳優ウィル・スミス(49)が、Netflixオリジナル作品『ブライト』のプロモーションのため、1年半ぶり14回目の来日を果たした。19日に都内で開催されたプレミアイベントに続き、20日には都内で記者会見に出席した。記者会見では、壇上から降りて自ら記者にマイクを向けたり、場面転換の際にはスタッフに紛れて椅子を片付けるなど終始気さくな行動で会場を沸かせた。
ウィル・スミス主演最新作となるアクション超大作『ブライト』(12月22日より全世界同時オンラインストリーミング開始)は、さまざまな種族が共存するもうひとつのロサンゼルスで、人間とオークの警官コンビが巻き込まれる異色のバディ・ムービー。ウィルは、オーク族初の警官ジャコビーと嫌々ながらもコンビを組むことになった人間のベテラン警官を演じている。
会見に、オークの警官ジャコビー役のジョエル・エドガートンと謎めいたエルフのレイラ役のノオミ・ラパスたちとともに登場したウィル・スミスは、他のキャストが紹介されるたびにまるでライブ会場のように大声を出して盛り上げる。
ウィルは、同作の設定について「エルフが社会の一番上にいる。オークは一番底辺のみんなが見下す存在。人間はその中間です」と解説してから、「ですから現実社会とは違う構造の中で人種差別や偏見、階級制度を違う視点からSF映画の中で見ることができました」と真面目に語る。その一方で相棒を演じたジョエルとの相性を聞かれると「よくあるクラシック映画のロマンスの関係に似ていました。オークのメイクを見ると僕の中で何かが起こるんです」と笑わせ、ノオミが「せっかくの魔法も化粧をとれば全部消えてしまったわけね」と笑いを誘った。
記者との質疑応答では、ウィルが突然「僕が仕切ります」と自らマイクを持ち壇上から降りて記者席へ。これにはみんな驚いたが、