海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】生活保護を受けながら子供6人のクリスマスプレゼントに30万円費やした母親(英)

税金から支払われるベネフィット(生活保護手当)を受給している身でありながらも高級車を購入したり海外旅行を楽しんでいる家族がメディアに取り上げられると、市民の批判を真正面から浴びることとなる。このほどベネフィット受給者の母親が、あるテレビ番組で6人の我が子に11個ずつのクリスマスプレゼントを購入したことを話すと、賛否両論の声があがった。英メディア『Mirror』『Metro』『The Sun』などが伝えている。

英ハンプシャー州に暮らし6人の子の母親であるクレア・ヤングさん(29歳)は、極端な疲労感や体調不良を感じる「慢性疲労症候群」と全身に痛みやこわばりが生じるリウマチ性疾患「線維筋痛症」を患い、2012年にバーでの仕事を辞めざるを得なくなった。クレアさんの夫トレバーさんは仕事を辞めて妻の世話をしており、一家の収入は週に850ポンド(約128,000円)支給されるベネフィットが頼りだ。

クレアさんは「せめてクリスマスには子供たちにできる限りのことをしてあげたい」という気持ちから、6人の我が子に11個ずつのクリスマスプレゼントを購入した。合計66個のプレゼントの単価は、1ポンド(約150円)や3ポンド(約450円)など安いものもあるが、1人当たりおよそ330ポンド(約5万円)費やしており、総額2,000ポンド(約30万円)にも上る。ちなみにイギリスでは、クリスマスプレゼント代は子供1人につき100ポンド(約15,000円)程度だと言われている。

英民放テレビ局ITVの番組『This Morning』に出演したクレアさんは、司会者に「ベネフィットは市民の税金から支払われるものなので、贅沢に使うのはよくないのでは?」と問われると、このように反論した。

「クリスマスは年に一度だけです。私や夫には何もありません。クリスマスは全て子供たちのためです。今年1月から週に50ポンド(約7,500円)ずつ貯金をしてきたので、11月末には子供たちにクリスマスプレゼントを買えるお金が貯まりました。私はお酒もタバコも口にしないし、他のベネフィット受給者のように毎週出かけたりもしません。自分のためにお金を使うことなどほとんどなく、靴もこの一足を持っているだけでダメになれば買い替えるという生活をしています。本当のところ、ベネフィットを頼りにする生活など望んではいません。今すぐにでも仕事ができるなら、そうしているでしょう。私がベネフィット受給者だから子供たちには何も与えるべきではないと言うのですか? 私が家族のために受給しているお金を、他人がとやかく言うべきではないと思います。」

これを聞いた視聴者らは、すぐさまツイッターでクレアさんを批判した。

「いや、私のお金って市民のお金でしょう。」
「こういう受給者見てると不愉快極まりないわ。受給者なら受給者らしく仕事に戻れるまで謙虚に生活しなさいよ。」
「お金をかけて1人11個もプレゼントをあげるなんて、子供たちにとっても良くないと思う。」
「世の中には一生懸命仕事をして、生活費を払っている人もいるんだ。貯金する余裕なんかない人でも必死で生活しているのに。」
「週に850ポンドももらってるの!? 私なんて病気で休んでも賃金支払ってもらえないわよ。」

しかし一方で、

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