図書館のトイレを利用した警察署長。彼は個室に入ると腰に下げた拳銃入りホルダーをはずして棚に載せ、そのまま置き忘れてトイレを後にしたという。あっという間に姿を消した実弾入りの拳銃。とんだ不祥事が起きていたことをアリゾナ州のメディア『ABC15 Arizona』ほかが伝えている。
フェニックスの北に位置するアリゾナ州ヤヴァパイ郡で今月9日、プレスコット・バレー警察のブライアン・ジャレル署長が実弾入り拳銃をトイレに置き忘れるという大変な失態を犯していたことが明らかになった。現場は市庁舎、裁判所、警察署などが立ち並ぶイースト・シビック・サークルにあるプレスコット・バレー公立図書館の男性トイレの個室。付近には公園、総合病院、高校もあるようだ。
同日午後6時頃、町議会のミーティングを終えたジャレル署長は図書館に入り、そこでトイレを利用。着替えが目的だったとしている。拳銃の置き忘れに気づいて現場に戻ったものの何者かにすでに持ち去られており、懸命なる捜査にも出てこないとして同署は4日後となる13日に拳銃紛失の事実を公表した。Facebookのページでは署長による陳謝の言葉も確認できる。