飛行機事故により早世し、遺族はもちろんファンや関係者を大泣きさせた歌姫アリーヤ。本当に魅力的な女の子であったアリーヤのイメージを、あのキム・カーダシアンが再現できる…? 今年のハロウィンで「アリーヤに扮してみたわ」という動画を投稿していたキム。案の定、アリーヤのファンならずともブーイングが起きているもようだ。
2001年8月、飛行機事故によりわずか22歳で無念にもあの世へ逝ってしまった歌姫アリーヤ。歌ばかりか美貌が買われ、ジェット・リーのアクション映画『ロミオ・マスト・ダイ』ではヒロインの“トリシュ・オーデイ”役に抜擢されていた。『マトリックス リローデッド』や『同レボリューションズ』の出演も決定していたなか、バハマ発フロリダ行のセスナ機が墜落し、天に召されてしまった。
そんなアリーヤの魅力を存分に知っているのか、キム・カーダシアン(37)は先月28日、「今年のハロウィンのコスチュームはアリーヤ風よ」という動画をSNSに投稿した。それはアリーヤが『Try Again』のミュージックビデオで見せたスタイルを模倣したもの。しかしレザーパンツでパンクロック風に決めた下半身はむしろマドンナ、そして濃すぎるメイクはシェール(Cher)ではないかと評価は散々であるもよう。これにはキム本人も何かコメントしなければと思ったのであろう。彼女は続いてこんなメッセージを綴った。
「アリーヤは素晴らしい歌姫だった。ミュージックシーンの伝説として彼女の名は永遠に語り継がれるでしょう。もしも私が彼女に扮したことで不愉快な思いをした人がいるのであれば、謝罪するわ。でも私は尊敬している女性をイメージしてそのコスチュームを着ただけなの。人種や文化とは一切関係ないことよ。」