ヒルソング教会のカール・レンツ牧師と大変親しくしており、宗教に傾倒しているジャスティン・ビーバー。このほど著書を執筆した同牧師がメディアの取材に応じ、ジャスティンの宗教への思い、また牧師本人の宗教観などについて赤裸々に語った。その発言のいくつかをご紹介したい。
■あなたの教えを受けたジャスティンの“ここ数か月の変化”をどう思うか
「ジャスティンは、深く、そして十分な関係をイエス様と築けていると思う。彼のイエス様に対する愛や情熱に比べたら、僕の教えの影響なんてチッポケなものさ。」
「彼には変化が起きた。でもそれは、彼自身が自分で変わってみせたのさ。最高の自分になりたい―ジャスティンはそう願い、実によく頑張った。彼を誇りに思うし、僕自身も彼にインスパイアされているよ。」
■ジャスティンの信仰心
「ヒルソング教会に専心しているとは思わない。彼はクリスチャンであることに専心しているんだ。そしてジャスティンは僕達の教会にグループを持っているし、他のいくつかの場所でも力を得ているのさ。」
「ジャスティンも僕達と一緒さ。ジャスティンもずっと旅をしてきたってこと。僕に言わせれば、これはひたむきな人に起きる自然な進歩なのさ。」
■「婚前交渉は良いことだとは思わない」と著書に記しているが、(性交渉をしている)信者たちにはどうアドバイスしているのか
「僕達の仕事は、聖書の内容を教えること。僕の言い分ではなくてね。僕の意見は大事じゃない。神が何を考えているのかを知ることが僕達の仕事なんだ。性交渉につき神はどう考えるのか、聖書には男女関係についてどう書かれているのかを知ろうとすることさ。だからそれは自分で決めること。」
「(君が教えに)従うのが嫌でも、苦しむのは僕じゃなくて君だ。君が決断を下さなくても、僕は思い悩んだりしない。もし君が躾や育ちのせいで“(婚前交渉したって)OK”と思って生きてきたなら、ヒルソング教会には入れないよ。」
「時として、これは旅のようなもの。つまり物事を再び学ぶってことさ。セックスというものは、ただ体の関係を持つってことではない。(セックスをするかしないかは、)価値観の問題だ。」